The Sailor Boy 船乗りの少年

 

The Sailor Boy 船乗りの少年

 

夜明けに彼は起き上がり、希望に燃えて、
 騒然とした港の砂州を越えて、
船にたどり着き、ロープを掴み、
 明けの明星に向かって口笛を吹いた。

そして、長く大きな口笛を吹いているとき、
 人魚の不快な声が聞こえた「ああ、坊や、
あなたは若く、うぬぼれているが、
 私にはあなたの行く末が見える。

「砂と泡立つ波が混ざり合う
 荒れ果てた入江の洞穴の中、
あなたのあばら骨にはカサガイがつき、
 胸には落書きのような跡ができる。」

「馬鹿野郎」と彼は答えた「旅に出ても、出なくても
 みんないつかは必ず死ぬんだ、
だが家でぼーっとしていることに
 俺はもう耐えられない。

「お袋は俺の首にしがみつき、
 姉貴たちは『おとなしく家にいて』と泣き、
親父は死と難破についてまくしたてた、
 碌でもない、碌でもないやつらだ。

「神様、俺を助けて下さい!俺は荒れ狂う海の
 危険の中に飛び込もうとしています、
俺の心には悪魔が現れます、
 そいつは俺にとってどんな死よりも悪いのです。」

 

 

2025.9.2
https://www.telelib.com/authors/T/TennysonAlfred/verse/enocharden/sailorboy.html