Ode Sung at the Opening of the International Exhibition
万国博覧会開会式に捧げるオード
I.
幾千もの甘美なる声を、高らかに響かせ、
この広大なる殿堂に、地上の発明品を納め、
そして、ここ科学、芸術、そして労働が無数の豊穣の角杯を
わたしたちの足元に注いでいるところに
再び平和のうちに、諸国民が集うことを許し賜うたお方を、
目に見えない遍在の主を讃えよ。
II.
おお、この祝祭の黄金の時に哀悼される、
まだ見ぬ王たちの静かなる父よ、
これゆえ、この全てゆえに、わたしたちは感謝の涙を捧げます!
(*ビクトリア女王の王配アルバート公:1951年の第一回ロンドン万博を成功させ、1861年に崩御、この詩は1962年の第二回ロンドン万博のときに書かれた)
III.
世界が注目した計画は、あなたのものでした—
そして、見て下さい!労苦の跡が伺える
何マイルもの宮殿を/
見て下さい!モデルとデザインに富んだ
巨大な通路を/
収穫の道具と農業、
織機と車輪と機械、
暗い鉱山の奥底の秘密、
鋼鉄と黄金、そして穀物とワイン、
粗い、あるいは妖精のように繊細な織物、
日の出の兆しのある地平線、
極地の不思議、そして喜び、
西と東からの驚異、
そして半神の形と色彩!
全ての美、全ての実用、
一つの美しい惑星が生み出せる全て。
あらゆる星の下から運び込まれ、
あらゆる大海原の上から吹き寄せられて、
そして、人生に苦痛が混ざり合うように、
平和の業に戦争の業が、混ざり合っています。
IV.
ゴールはまだずっと遠いのだろうか?
遠い、どれほど遠いかは、言葉では言い表せない、
今日、わたしたちはわたしたちの夢を見よう。
V.
おお、あなた方、考える賢者たち、統治する賢者たちよ、
成長する商業を、その最後の鎖から解き放て、
そして、全ての空の下の幸福な港へ、
美しい白い翼をもつ平和の使者を飛ばせよ、
そして、季節に黄金の時を混ざり合わせよ、
全ての人々が自分の利益を他人のそれの中に見出し、
そして、全ての人々が気高い兄弟愛のために働き、
鎖帷子の艦隊と武装した塔を打ち捨て、
そして、自然の力に従って政りごとを行い、
そして、平和の全ての果実を集め、その全ての花によって戴冠する日まで。
2025.5.19
https://www.telelib.com/authors/T/TennysonAlfred/verse/enocharden/odeopening.html