The Blackbird クロウタドリ
ねえ、クロウタドリ!何か良い歌を歌ってくれないか:
近所の人たちは皆、お前を撃とうとしている、
しかし、私はお前が歌い、食べ、住むための、
実り豊かで平穏な場所を守ってやっている。
垣根仕立ての果樹も、立木もみな、
お前のものだ/広い芝生と大庭園も。
庭の壁にもたれた、網がかかっていない
暗く熟した黒いハート型のサクランボも、すべてお前のものだ。
そうやって春の間中、私はずっとお前を庇ってやったのに、
お前の楽しみは、じっと座って、
金の短剣のような嘴で
夏の早熟リンゴをつつくことだけだ。
金の嘴!寒い二月が愛した
あの銀の舌は乾いてしまった。
かつてお前の名を上げたあのメロディーを
豊かな暮らしが駄目にしてしまった。
そして、蒸し暑い庭園広場では今や、
お前のフルートの音はぞんざいになって、
少しも聞こえないか、
物売りの売り歩きの声のようにしわがれている。
警告だ!青空に
太陽が輝いている間に歌わないのなら、
新緑の前に、凍てつく春に捕まって、
ひもじい、ひもじいと鳴くことになるだろう。
2025.6.2
https://www.telelib.com/authors/T/TennysonAlfred/verse/ladyshalott/blackbird.html