Milton ミルトン
(アルカイオス風韻文)
ああ、偉大な口を持つハーモニーの発明者よ、
ああ、時や永遠の歌に巧みな、
神が賜わったイングランドのオルガンの声よ、
ミルトン、時代を超えてこだまする名前よ/
かの天使の襲撃の轟音が
深いドームを持つ至高の天に鳴り響くとき—
その巨人天使たち、ガブリエル、アブディエルは
エホバのきらびやかな武器庫から輝き出て、そびえ立つ、
私はむしろ、エデンの小川の当惑したようなせせらぎ、
そしておびただしい花と杉のアーチといった
緑陰の孤独の方に魅せられるものである、
あたかも大海の放浪者が
豊かで神々しい大海の島に流れ落ちる
インドの燦然と輝く日没と
夕刻に高いところで香しくささやく
深紅の堂々たるヤシの木立に魅せられるように。
2025.7.7
https://www.poetryfoundation.org/poems/45369/milton-56d224dd85f83