The Epic 叙事詩
フランシス・アレンの家でのクリスマスイブのこと―
罰のあるゲームが終わって―女性たちは
聖なる木の下でキスを交わし、散っていった―
ホームズ牧師、詩人のエヴァラード・ホール、
主人、そして私はウォッスルボウル(*乾杯のための大杯)を囲んで座っていた。
ボウルは半分ほど空いていた。そして、私たちは語り合った。
クリスマスのかつての栄誉は、なぜ失われてしまったのだろうか、
あるいは失われて、この様な場末の
変てこなゲームにまで落ちぶれてしまったのだろうか/私はその日
池のスケートで8の字を切って
アウトサイドエッジで三回転んで、
氷に投げ出され、三つか七つの星を見ていたので、
疲れ果てて、居眠りをしてしまい/そして半ば眠りながら、
牧師が教会の委員会についてくどくどと語り、
地質学や宗派の分裂に熱弁をふるって、
どんどん話を広げていくのを聞いていたが/
彼が世界における信仰の全般的な衰退を
結論するのを聞いて、目を覚ました。
「国内にはほとんど残っていない、
国外にもない。頼るべき錨は一つもない。」
フランシスは笑いながら、エヴァラードの肩を叩き、
「私は彼に頼っている。」と言った。
「そして私は」とエヴァラードは言った。「ウォッスルボウルに頼っている。」
「そうだな」と私は言った。「我々は大学時代、君のその才能を
知っていた。だが、君が持っていたもう一つの才能、
つまり詩(当時我々はそのように考えていた)は
どうなった?」「知っているだろう」とフランクは言った。
「彼は自分の叙事詩、十二冊の『アーサー王』を燃やしてしまった。」―
そして私に「なぜ?」と言わせた。「ああ、
彼は、新しいことが何も語られていない、あるいは、
何かが語られていたとしても、
何も語られていないのと同じと考えたそうだ―真実は
泥だらけの服を着ていても、最も鮮やかなものだ。
神はご存じだ。彼には理由が山ほどあるのだろう。尋ねてみるといい。
私は十分に良いと思ったが。」「いやいや」とホールは言った。
「なぜあの英雄的な時代のスタイルでなければならないのだろうか?
自然はマストドンを生き返らせないし、
我々もあの時代を再現できない/なぜ誰かが
また原形を復元しなければならないのだろうか?私のあの十二冊は
ホメロスの弱々しいこだまに過ぎず、価値がなかった。
単なるクズでガラクタだ、燃やしてしまって良かったよ。」「しかし私は」
とフランシスは言った。「その火床から十一冊目を選び出して、
持っている。物は取っておくものだ、きっと役立つ時が来る。
私はホームズのために、シュガープラムみたいに、それを溜め込んでいる。」
彼は笑った。そして私は、眠たかったが、
飼い葉桶の音を聞く馬のように、耳をそばだてた/
というのも我々が新入生だった頃の、大学での
エヴァラードの評判を覚えていたからだ。そして私の頼みで、
彼はそれを持ってきて/詩人は促される前に、
ただし、いくらかの軽蔑的な前置きをした後で、
自らの虚ろな「O」と「A」を吐き出しながら、
まるで厚い胸板の音楽のように、読んだ、そして次のような結果になった。
(*”Morte d’Arthur”(1830年)に続く)
*作中でテニスンは自分を詩人エヴァラードとして描いています。
2025.9.8
https://www.telelib.com/authors/T/TennysonAlfred/verse/englishidyls/epic.html