Will 意志
I.
ああ、意志が強い者は幸いだ!
彼は苦しむが、長くは苦しまない/
彼は苦しむが、間違って苦しまない。
なぜなら彼は、大海の真ん中で嵐に揉まれ、
四方を轟音に取り囲まれ、
波のうねりの衝撃を受け止めている、
城を頂いた岩の岬のように、
世間の愚かな嘲笑にうろたえず、
災厄の最も巨大な波にも揺るがないからである。
II.
しかし、時とともに改善することなく、
天から授かった意志の力を腐らせ、
犯した罪、あるいは相も変わらず、繰り返し心を誘う
安易で小さな過ちによって、
ますます弱くする者は災いだ!
彼は果てしない砂漠に苦しみ、
酷暑の大地の上、
灼熱の空のはるか下、
巨大な砂丘のシワの中に点々とばら撒いた
足跡を休ませる旅人のようである、
都市は塩粒のように輝いている。
2025.10.14
https://www.telelib.com/authors/T/TennysonAlfred/verse/maud/will.html