Kate ケイト

 

Kate ケイト

 

私は知っている、
彼女が怒ったときの、
 その輝く黒い瞳、輝く黒い髪を、
丘の麓から聞こえるキツツキのような
 野生的で甲高い、けたたましい笑い声を。
 ケイトは―言いたいことを言う/
ハープのように澄んだ響きの
 ケイトの舌には手綱がない。
 その心臓は脈を打つ星のようだ。
ケイトの魂は新しい弓のように
 常に張りつめていて、
 三日月刀の刃のようにまぶしく、鋭い。
彼女にふさわしい相手はどこにいるのだろう?
 ケイトは普通の愛に満足しない/
鋼の刃のように純粋で真実な
 私の女兵士、勇敢なケイト。

ケイトは「世界には力がない」と言う。
ケイトは「男たちは金ピカの蝿よ」と言う。
 ケイトは私の求愛に指を鳴らす/
ケイトは愛する者のため息を聞こうとしない。
私が、見事に勝ち取った冒険で名を上げ、
そして日に焼けた額に
 新たに獲得した花冠をかぶった
武装の騎士だったらよかった/
 私は貴婦人の瞳を夢見ながら
ガシャンガシャンと音を立てて
最も黒い縦隊を一瞬で貫き通し、
右に左に強く打ち倒すだろう。
 ああ、ケイトは大胆で激しい者を愛する/
しかし、ケイトにとって十分に大胆な者はいない、
彼女にふさわしい男などいない

 

 

2025.10.17
https://www.telelib.com/authors/T/TennysonAlfred/verse/juvenilia/kate.html