The Death of the Duke of Clarence and Avondale
クラレンス及びアヴォンデール公爵の死
ご会葬の皆様へ。
花嫁の花冠は棺に落ち、
その上を覆っていた王冠の影を、
死の影が消し去ってしまいました。
とても高貴で、優しく、誠実で、敬虔で、清らかで―
嘆きましょう!皆様とともに世界帝国が嘆いていること、
全ての玉座が皆様が失われたものゆえに曇っていることは
ささやかな慰めに過ぎないでしょう。しかし、それでも慰めとならんことを/
なぜなら、もしこの地上を「完全な愛」が支配しているならば、
その短く、非の打ちどころのない日々の終わりの
弔いの鐘は、天使の耳に
最も朗らかな結婚の鐘よりも、幸せに響くだろうからです。
「死」の顔は「生命」の太陽を向いています、
その影は地上を暗くします:その真実の名は
「前進」です、偉大な「未来」が到来するまでは
「永遠のハーモニー」はかすかにしか聞こえません、
しかし、世界はそれに向かって
時を刻みつつあり、その響きと進展に
不協和音はありません。希望を持って嘆きましょう!
*インフルエンザと思われる流行病のために29歳で死去したヴィクトリア女王の孫、エドワード皇太子の長男、ヴィクターの死に際して書かれたものです。“花嫁の花冠”は前年にメアリー・オブ・テックと婚約していたことへの言及です。
202510.15
https://www.telelib.com/authors/T/TennysonAlfred/verse/deathofoenone/deathduke.html