Madeline マデリーン
I.
君は黄金の倦怠に浸ったりはしない、
眠っているような夏の静けさとは無縁な、
変わり続けるマデリーン。
突然の、甘美で奇妙な眼差し、
魅力的な意地悪と愛すべき怒り、
そして目まぐるしい変化の軽やかさ、
光と影の間を君はさまよい歩く。
II.
微笑み、眉をひそめる君は、いつも
恋の知識に満ちている。
君の豊かな微笑みは
深遠で明瞭な啓示/しかし誰が知るだろう、
微笑みとひそめた眉のどちらが速く消え去るかなど?
誰が知るだろう、
微笑みとひそめた眉のどちらが甘美かなど?
その完璧な美しさでひそめられた眉が
額の上で、太陽に縁取られた小さな雲のように、
神々しい瞳に薄暗く覆いかぶさる、
変わり続けるマデリーン。
君の微笑みとひそめた眉は互いに
疎遠なものではなく、
それぞれが最も愛しい兄弟であって/
刻一刻とお互いの中に織り込まれる
絹のような光沢を持った色糸。
全ての神秘は君のもの/
微笑み、眉をひそめる君は、いつも
恋の知識に満ちている、
すべての変わりゆくマデリーン。
III.
移ろいゆく情熱に煽られた
繊細な、突然の炎が、
君の周りに燃え上がって、踊る:
君の手をキスしようとすると、
羞恥の怒りが流れ出て
君の穏やかな眼差しにあふれる、
そして黒い眉は突然、
下に向かって弧を描く:
しかし私が顔をそむけると、
君は私に引き止めるために、
乞いもせず、無駄に争いもせず、
しかしその間、じっと見つめることで、
私の弾む心をすべて
微笑みの黄金の網に絡め取ってしまう/
そのとき狂気と至福の中で、
もし私の唇が大胆にも
君の細い指に恋のキスを試みるなら、
君はまた怒りに顔を赤くする/
そして黒い眉は突然、
下に向かって弧を描く。
2025.10.22
https://www.telelib.com/authors/T/TennysonAlfred/verse/juvenilia/madeline.html