All Things will Die 万物は死ぬ

 

All Things will Die 万物は死ぬ

 

私の眼下に青い川は
     音を立てながら流れ/
南風は空に
     広く暖かく吹いている
白い雲は次から次へと過ぎ去っていく。
この五月の朝、すべての胸は喜びに満ち、
     陽気に鼓動する/
    だが、万物は死なねばならない。
   川は流れるのを止めるだろう。
   風は吹くのを止めるだろう。
   雲は過ぎ去るのを止めるだろう。
   胸は鼓動を止めるだろう。
    なぜなら、万物は死なねばならないのだから。
     万物は死なねばならない。
   春は二度と来ないだろう。
     ああ、虚しさよ!
   死は戸口で待っている。
   見よ! 友は皆、
   ワインと浮かれ騒ぎを捨てていく。
   私たちは呼ばれて―行かねばならない。
   低く、とても低く横たえられて、
   闇の中に横たわらねばならない。
   陽気な歌は静まり/
   鳥の声は
   もはや聞こえず、
   丘の上の風の音も、聞こえない。
     ああ、悲惨さよ!
   聞け! 君たちに語っている間にも、
   死が私を呼んでいる、
   顎は落ち、
   赤い頬は青ざめ、
   強い手足は動かなくなる/
   温い血に氷が混じり、
   眼の玉は動かなくなる。
   九度、鐘が鳴り響く。
   陽気な人々よ、さらば。
     誰もが知る通り、
     古い大地は
     遠い昔に
     誕生した。
   そして古い大地は死なねばならない。
   だから暖かい風よ、吹け、
   青い波よ、岸に打ち寄せろ/
   なぜなら、君たちが見る夕べと朝は
   決して永遠ではないからだ。
   万物は生まれた。
   君たちは二度と生まれないだろう。
   なぜなら、万物は死なねばならないのだから。

 

 

2025.10.24
https://www.telelib.com/authors/T/TennysonAlfred/verse/juvenilia/allthingswilldie.html